ドレミはアルファベットで覚えた方が得です
ドレミを覚える時には、
- 開放弦から3フレットまでのポジションで
- ドレミの音を「アルファベット」で覚える
ようにするとのちのちすごく役に立ちます。
なぜなら、ドのポジションをC、レのポジションをDで覚えることは、そのままコードのルート音(根音、一番下の音)を覚えることになるからです。
CDEFGABC〜♪と歌うと覚えやすい
早速、弾いてみましょう。
1フレットは人差指、2フレットは中指、3フレットは薬指で押さえるようにすれば、手を動かさずに楽に運指できると思います。
まずは、5弦3フレットの「C」から音が上昇するパターン。
「CDEFGABC〜♪」と歌いながら弾くとポジションが身につきやすいです。
次は、5弦3フレットの「C」から音が下降するパターン。
「CBAGFE〜♪」と歌いながら弾きましょう。
コードのルート音のポジションが身につく
アコギを練習する時の準備運動として、この2パターンを演るようにしましょう。
しばらく繰り返しているうちに、Cのポジション、Aのポジションという感じで「ドレミ」の順番で弾かなくても単音ごとにさっと押さえられるようになります。
そうなればしめたものです。特に6〜4弦の音は身につけておくようにしましょう。
アコギでよく使うコードの場合、
C、Cmajor7、C7は「C」をルート音としたコードの仲間で、5弦の3フレットからはじまります。
E、Em、E7は「E」をルート音としたコードの仲間で、6弦の開放音からはじまります。
CDE〜のポジションが身についていれば、もうそんなことすぐに理解できますよね。
まだ覚えていないコードが出てきても、平気です。
Fm7というコードが出てきたら「6弦の1フレットからはじまるコードだな」と判断できるし、
Aadd9というコードが出てきたら「5弦の開放音からはじまる」というように予測ができます。
お分りいただけたでしょうか。
コードのルート音のポジションを身につけるためにも、ドレミはアルファベットで覚えるようにしましょう。