【左小指がよく動く】コードもフレーズも楽に弾けるようになる簡単指トレ
左小指を制するものは、アコギを制す。
左小指のコントロールがしっかりできれば、テクニックは格段に上がります。
例えば、主要コードのGコードは1弦の3フレットを小指で素早く押さえることができなくて、最初に苦労した人は多いと思います。また、フレーズを弾くときも人差指・中指・薬指はスムーズに動くのに、小指だけ上手く動かすことができない。
それは、当たり前のことです。
普段からぼくたちは小指を早く動かすことがないから、小指に力を入れる動作をしないからなんです。
でもアコギの場合、左小指も他の指と同じように力を入れてスムーズに動かす必要のある場面が多いです。
そこで、左小指も含めて、指をバラバラに、しかも力を入れて動かすことができるようになる、すごい指トレーニングの方法を紹介します。

- 力を入れず軽く握った手を、太ももの上やテーブルなど安定した場所に置く。

2. 人差指と薬指をピンと真っ直ぐに伸ばす。

3. 指先をつけ力を入れながら引っ掻くように指を戻す。

4. 中指と小指をピンと真っ直ぐに伸ばす。

5. 指先をつけ力を入れながら引っ掻くように指を戻す。(特に小指に集中)
これを何度も繰り返します。
気をつけてほしいのは、確実に指を伸ばし力を入れて動かすことを優先してください。早く動かそうと焦ってはいけません。
最初は小指のコントロールがうまくいかないですが、慣れるとサクサクと指が動くようになります。

こんな感じで動くようになると、アコギを弾いていて必ず嬉しい変化が起こってきます。
Gコードがサッと押さえられるようになった。
メロディを弾いていても小指がしっかり動くので演奏がつかえることが無くスムーズになった。
実は、この指トレーニングは、ぼくが中学生の頃、同級生の女の子から教えてもらったものです。
彼女はピアノを習っていて、音大のピアノの先生からバラバラで指を動かすための普段のトレーニングとしてやっていたが、効果テキメンだったとのことでした。
ちょうどぼくはアルペジオで小指を使ってのハンマリングに苦労していたので、早速指トレーニングを開始しました。
授業中はもちろん、歩きながらポケットの中でやったり、寝る前に布団の中で繰り返したり、いつでもどこでもやってました。
3、4日過ぎた頃でしょうか。小指が独立してスッと動くようになり、めちゃくちゃテンションが上がったのを覚えています。
そこから、グンとテクニックが伸びたのは言うまでもありませんね。
秘密の指トレーニング、今からぜひ開始してください!